ブログ

車の廃車手続きでの必要書類は?永久抹消と一時抹消の違いも解説!

 

 

 

 

 

 

 

廃車にするときにはいくつかの手続きが必要となり、それぞれ必要書類が違います。
普通車を廃車にする際には、どのような書類を揃えておいたら良いのでしょうか。
初めて廃車手続きをする場合に、参考になる情報をまとめてみました。

廃車手続きの種類

廃車手続きには「永久抹消登録」「一時抹消登録」「輸出抹消登録」の三通りがあります。

車が壊れてしまったり、古くなり必要なくなった場合に出す廃車手続きを「永久抹消登録」と

呼びます。

車を売却したり、ある事情により一時的に車を使用しない場合は「一時抹消登録」、車を海外へ

輸出する場合は「輸出抹消登録」の手続きをすることになります。

 

永久抹消登録と一時抹消登録の違い

自動車の一時抹消と永久抹消の違いは、その車に乗る可能性を残すかどうかです。

永久抹消は、車を解体して処分する手続きです。一時抹消とは違い、自動車重量税の還付も行われることがメリットです。ただし、一度手続きを終えますと、それ以降は二度とその車は使えません。

 

永久抹消登録の流れ

永久抹消登録の流れは以下の通りです。

1.解体業者に車を依頼する

2.数日後、解体業者より解体日の連絡を受けた後、運輸支局へ手続きに行く

3.運輸支局でナンバープレートを返却した後に用紙をもらい記入・作成し窓口で提出する

~提出する書類は以下の通りです~

①手数料納付書

②自動車検査証

③第1号様式

④第3号様式の3

⑤委任状(業者に任せる場合)

⑥譲渡証明書(業者に任せる場合)

⑦印鑑証明書

※移動報告番号、解体報告記録(解体日)が必要です。

 

4.運輸支局内にある自動車税事務所で「自動車税(環境性能割・種別割)申告書(報告書)」を提出する

5.手続き完了

 

 

永久抹消登録の手続きを買取業者に任せる場合

買取業者に永久抹消登録を依頼するケースでは、自分の印鑑証明書が必要です。
印鑑証明書は発行されてから、3ヶ月以内のものであるべきです。
さらに自分が業者に手続きを依頼したことを示す、委任状・譲渡証明書を用意しなければなりません。
委任状を作るときには、実印を押したものを準備して下さい。
当然のことながら、廃車にする車の車検証が必要です。
またナンバープレート(前後)も返却義務がありますので、取り外さずにそのまま付けておいてください。

 

永久抹消登録の手続きを自分で行う場合

業者に依頼せずに、自分で永久抹消登録をするときには、上記の書類から

印鑑証明書、委任状、譲渡証明書などが不要です。

 

<業者へ依頼するのか自分で手続きするのかで、必要な書類は異なります>

必要書類 自力 業者
所有者の印鑑証明書(発行日から3か月以内)
手数料納付書
車検証
ナンバープレート(2枚)
「移動報告番号」と「解体報告記録がなされた日」のメモ書き。

:リサイクル券(使用済自動車取引証明書記載)

所有者の委任状(所有者の実印の押印が必要)
所有者の譲渡証明書(所有者の実印の押印が必要)
自動車税(環境性能割・種別割)申告書(報告書)(地域による)

所有者の印鑑証明書と所有者の委任状で使用する実印は、同じ物でなければいけません。

災害などに遭った場合、罹災証明書が必要です。

 

 

一時抹消登録の流れ

一時抹消登録の手続きの手順を以下にまとめました。自分で手続きする場合は、大まかな流れを把握するためにも目を通しておくとよいでしょう。

 

一時抹消登録の流れは以下の通りです。

1.運輸支局でナンバープレートを返却した後に用紙をもらい記入・作成し窓口で提出する

~提出する書類は以下の通りです~

①手数料納付書

②自動車検査証

③第1号様式

④第3号様式の2

⑤委任状(業者に任せる場合)

⑥譲渡証明書(業者に任せる場合)

⑦印鑑証明書

 

2.運輸支局内にある自動車税事務所で「自動車税(環境性能割・種別割)申告書(報告書)」を提出する

3.手続き完了

 

作成して提出する書類は、「手数料納付書」「一時抹消登録申請書」が共通で、地域によっては「自動車税(環境性能割・種別割)申告書(報告書)」が必要です。手数料は運輸支局内の印紙販売窓口で印紙350円分を購入して、手数料納付書に印紙を貼り付けて支払います。

 

 

一時抹消登録の手続きを買取業者に任せる場合と自分で行う場合

買取業者に依頼する際には、永久抹消登録時と同様に自分の印鑑証明書が必要です(発行から3ヶ月以内)。

所有者の実印が押された委任状、車のナンバープレート(前後2枚)も必要となってきます。

 

<自分で手続きするかどうかで、必要な書類は異なる点も把握しましょう>

必要書類 自力 業者
所有者の印鑑証明書(発行日から3か月以内)
手数料納付書
車検証
ナンバープレート(2枚)
所有者の委任状(所有者の実印の押印が必要)
所有者の譲渡証明書(所有者の実印の押印が必要)
自動車税(環境性能割・種別割)申告書(報告書)(地域による)【当日でOK】

 

 

車検証の名義情報と印鑑証明書の名義情報が違うときどうする?

「車検証に書かれている名義人の住所氏名と印鑑証明書の情報が違う場合」ですが、

車検証に記載されている住所から1回の引っ越しの場合は「住民票」を追加でご準備下さい。

2回以上引っ越しされている場合は「戸籍附票」をご準備下さい。

戸籍附票は本籍地の役所から取り寄せることになりますのでご注意ください。

 

 

 

まとめ

廃車手続きは、いくつかの区分に分かれています。
各手続きの方法によって、揃えるべき書類が変わってくるので注意して下さい。
当日に揃えられる書類もあるので、とりあえず前もって用意すべき書類から揃えるようにして行きましょう。

 

事故車買取専門店タイロッド大阪はこちら

事故車買取専門店タイロッド東京はこちら

事故車買取専門店タイロッド横浜はこちら

事故車 高価買取

関連記事

  • 事故で車が廃車になったら保険で補償してもらえる?事故で車が廃車になったら保険で補償してもらえる? 交通事故に遭って車が廃車になったら、保険できちんと補償されるのか気になりますよね。 また、廃車になるほどの事故に遭ったときには、車を修理した方が良いのか廃車にした方が良いのかも迷う...
  • 私が思う安全な行為と危険な行為私が思う安全な行為と危険な行為 皆さんは運転歴どのくらいでしょうか? 私は16のときに原付の免許を取得し、車道を走り始めて28年になります。 だから運転が上手ということが言いたいのではなく、今までに危ないことをたくさん経験...
  • 『K(危険)Y(予測)T(トレーニング)』をご存じですか?『K(危険)Y(予測)T(トレーニング)』をご存じですか? 今まで車自体の衝突安全性能の進化に関してお話してきました。 様々な技術の開発は車の衝突安全性を飛躍的に進歩させていますが、あくまで、運転補助の機能であり、車と運転者が一体となって安...
  • バッテリーについて知ろうバッテリーについて知ろう 「バッテリーは難しい」そう感じている方のために、バッテリーについて、その仕組みや働きを紹介します。 バッテリーがいかに大切で、日々酷使されているかわかるはず。バッテリーに対する関心や興味が...
1594