車の査定には車検証・整備手帳・保証書を揃えておこう
車を売却する時に、車検証など必要な書類がいくつかありますが、その前に中古車買取店などで査定を依頼する際に揃えておかなければならない書類もあります。
車検証は、車の査定・売却時、ともに必要であり、この中に車に関する詳しい情報がすべて記載されています。万が一、車検証を紛失した場合は、運輸支局で再発行の手続きを行う必要があります。
自動車納税証明書は、自動車税をすべて納税したことを示す証明書類であり、これを紛失した場合は、運輸支局で再発行してもらいます。車を所有する人は、自賠責保険の加入は強制となっており、車を査定する際に自賠責保険証明書の提示が必要となります。
新車を購入した時には、保証書が発行され、購入した日から3年~5年間が保証期間です。中古車として購入した場合にも、保証の有効期間内に車になにか異常が発生した場合に、保証を受けることができます。
保証書は車検証と同様に重要な書類なので、きちんと保管しておきましょう。保証書を紛失したら、車を購入した店舗で早めに再発行してもらいましょう。車の取扱説明書を紛失した場合は、車のメーカーのウエブサイト上からダウンロードして印刷することができます。
車の定期点検の記録として整備手帳を用意しておく必要があります。車の定期点検記録簿、またはメンテナンスノートと呼ぶこともあり、車を購入してからこれまでの整備記録が記載されています。証明書類ではないので、これを紛失した場合に、再発行をしてもらうことはできません。
リサイクル料金をきちんと支払ったことを証明する書類として、リサイクル券を用意する必要があります。紛失した場合は、自動車リサイクルシステムのウエブサイト上から、再発行の手続きができます。
整備手帳以外の書類は、万が一、紛失しても再発行やダウンロードができますが、常にきちんと保管しておくように心がけておきましょう。査定を受ける分には、中古車買取店では車検証や自動車納税証明書の提示が必要となりますが、すぐに手元にこれらの書類がなくても、査定を受けることは可能です。
しかし、中古車買取店側にとっては、整備手帳や車の取扱説明書、保証書、車検証などの書類は、もっとも重要な書類となりますので、失くさないように取扱には注意しましょう。
ほとんどのドライバーが、車のダッシュボードの中に車検証などの重要書類を保管しています。
整備手帳、保証書自体は車の価値を左右するものでは本来ないのですが、その有無によって、以降販売する中古車店が販売しやすいかどうか、には関係してきますので、結果的に遠因として買取価格に多少反映されると考えておく方がベターです