事故車の査定と事故車OKの買取業者について
中古車市場では、新車に近い中古車や人気の高い車種、走行距離の短い車などは、査定額が高くなり、高額買取される可能性大ですね。しかし、過去に事故を起こした車や事故現状の車は、中古車市場では査定額がきわめて低くなり、業者によっては査定・買取には対応してもらえない場合もります。車の安全面についてよく考えてみたら、事故車は避けたいと思う人が多いからですよね。
しかし、事故車だからといって、まったく価値がないというわけではありません。中古車買取専門店が、事故車を買い取った後に整備や点検、修理を施して、安全面での信頼が確認されれば、中古車として市場で再販されることもありますし、車の部品には商品価値が期待されるからです。
一般の中古車と比較すると、事故車では査定額はあまり期待することはできませんが、廃車になる寸前の状態の車でも、価格がつく可能性も十分にあります。
車の年式が10年を超えている車や、10万キロ以上もの走行距離の車でも、思ったよりも高額で買取してもらえる中古車買取店もあります。
事故車を買取してもらえる全国各地の買取専門の業者
中古車買取店によっては、事故車はまったく取り扱われていないところもありますが、業者によっては、取扱われているところもあります。その中には、全国各地または一部のエリアに特化した店舗もありますが、店舗がなく、オンライン上でサービスを提供しているところもあります。
事故車の査定や買取に対応している業者は、タウ、タイロッド、プラスワンオート、ワールドなどがあります。その中で殆ど業者がLINEなどのSNSを使用したオンライン査定などのサービスが提供されています。
タウとタイロッドは全国対応です。その他買取店は首都圏(東京、神奈川、大阪)エリアに対応しています。
事故車買取を専門としている業者もあれば、中古車の買取が中心で事故車や不動車などを取り扱いしているところもあります。どのタイプの買取業者が事故車の査定額が高いとは言えないので、できるだけ多くの業者に査定をしてもらうことをおすすめします。
一言で事故車といってもさまざまなタイプがある
一般的に、事故車は中古車市場では修復歴のある車のことを指しており、車の肝心な部分を修理、または交換をした車のことを言います。
ただし、事故車買取専門店では、事故車は修復歴がある車以外の車もこれに含まれています。事故車と言えば、車の運転による事故を起こした車、または事故に巻き込まれて修理をした車、はたまた事故をして修理をしていない現状車のことを思い浮かべるかもしれませんが、交通事故車の他には、不動車、水没車、炎上車などがあります。
その中でもっとも多いのが、車の運転による交通事故で破損した車ですが、故障して動かなくなった車や炎上車や水没車などを買取してもらえる店舗も探せばたくさん出てきます。
とくに、日本の国産車は海外ではニーズがきわめて高いため、事故車を修理して走行可能な状態であれば、海外ではすぐに売れる可能性もあります。車が走行できなくなっても、車を解体して中古の部品として販売することもできます。
廃車にする予定の車が、店舗によっては10万円もの価値が出ることもあります。ただし、事故車や不動車などはディーラー下取では、まったく価値がなく0円と査定されるのが一般的です。走行不可能な車がディーラーで、下取りしてもらえるケースはまずないと言って良いでしょう。
車買取専門店に、まずは1度査定を依頼してどの程度の価格になるか、把握しておくことはもちろん、複数の店舗に依頼すると、かなり格差が生じることもあります。また、その際に査定額が理由もなく他店よりも以上に高い買取店にも注意が必要です。それは過去の修復歴、修理跡を見落とている可能性が高いです。
それが契約後に発覚した場合、買取店から一方的に契約解除をされたりするケースが多発していますので、高くても安くても査定額に不安を感じたら買取相談(タウ、タイロッドなどは相談窓口があります。)のある買取店などに相談されるのが得策です。