『K(危険)Y(予測)T(トレーニング)』をご存じですか?
今まで車自体の衝突安全性能の進化に関してお話してきました。
様々な技術の開発は車の衝突安全性を飛躍的に進歩させていますが、あくまで、運転補助の機能であり、車と運転者が一体となって安全性を高めていく事が望まれます。
機械である以上は急に不具合が生じることもあり得ます。
そこで今回は今更ながらですが、人間による危険予知に関してお話ししたいと思います。
免許更新の講習では「だろう運転」と「かもしれない運転」という言葉がよく出てきます。自分都合の判断は事故につながる危険性が高まることを伝えています。
では「かもしれない運転=危険運転予知」をKYT(危険予知トレーニング)で自分のレベルを再チェックしてみましょう。
まず、危険運転予知とは、
あらかじめ危険を予知して事故を未然に防ぐ運転方法をいいます。
運転中は、起こる可能性のある危険を予測することが大切です。
「車の陰から子供が出てくるかもしれない」
「右や左から自転車が飛び出してくるかもしれない」
「路面が濡れているから、いつものブレーキの踏み方じゃ止まれないかもしれない」
などといった危険を予想しながら、その危険を回避できるように運転しましょう。
街中には様々な危険があるので、このようにあらかじめ危険を予測することで、ブレーキを数秒早く踏めたり、ハンドルを切れたりします。
この数秒の違いで大きな事故を防ぐことも可能となりるため、非常に重要な運転方法です。
次に防衛運転(予防運転)とは
防衛運転とは、自らを事故から守る運転をいいます。
自分から事故を起こさない運転はもちろんですが、追突事故といった「もらい事故」や事故後の二次被害などに遭わないための運転方法でもあります。
時間に余裕がなく焦って運転していると、事故を起こしやすくなります。
また、冷静さをなくした運転や気持ちに余裕がない運転などは事故を起こす確率が高くなりますから、このような時こそ予防運転を心がけることが重要です。
ハンドルを握る前に気持ちを落ち着かせ、車を運転するようにしましょう。
これらを実際のシチュエーションで動画にしたものが沢山あります。
特にJAFがアップしているYouTube動画をご覧になれば、ご自身の普段の運転との対比ができて、自身の課題を見つけやすくなりますので参考になさってください。
その中に『K(危険)Y(予測)T(トレーニング)』と呼ばれる危険予測トレーニングがあります。
KYTとは、実際に起きる危険な状況の動画を見て、運転に役立てるものです。
どのような場所にどのような危険が存在しているのかを、知ることができます。
また、危険が起きやすい場所をあらかじめ知っておくことで、運転中に似た場面に遭遇した時に「この状況、見たことがある」と気付き、予防運転ができるようになります。
下記の動画はJAFが公開しているトレーニング動画です。
自分が住宅街を運転している体で、前方からバイクが来ます。
このとき、どんなことに注意すべきでしょうか?
周りの様子(道路の幅や歩行者の有無)などもきちんと確認し、どうすれば良いのかを考えましょう。
課題となる動画のサンプル動画を参考になさってください。
JAFのサイトはこちら
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/online-training/risk-prediction
道路交通法の改正後、交通事故による死者は半減しました。また、冒頭の車の予知機能や衝突安全性は大きなサポートになります。
明るい車社会を築くために安全運転プラス予防運転を心がけましょう。
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