エブリィ、NV100の事故車、故障車の買取事例盛りだくさん!廃車でもあきらめないで!
今回は今や大人気車種といっても過言でないスズキのエブリィのいろんな買取事例のご紹介です!一言に車買取と言っても中古車の程度は様々です。同じ車種、同じ年式、同等の走行距離、同じグレードといえども買取価格は上下します。例えば新車から10年10万キロ落ちの車両(エブリィ)で、一般の方からすると価値がないように思う車両でも状態やグレードによっては数十万の買取価格になる場合もございます。
今回はそんなお困り車両の買取事例のご紹介です。
それでは早速、買取事例1台目のご紹介です!
こちらの車両は現行型の平成30年式17系エブリィのOEMで、日産から販売されているNV100クリッパーになります。実はエンジン、ミッション、外装もほぼスズキエブリィと同じこちらのNV100クリッパーですが中古車買い取り相場では微妙に金額が変わってきます。
エブリィと比べると相場は微妙にお安くなっております。
すべてのOEM車両に共通するといってもよいかもしれませんが、一般的に中古車市場ではベース車両よりもOEM車両の方が高価になることは少ないようです。
さらに今回は事故現状車ですので、買取価格はどうなるでしょう。
数枚の写真しかありませんが左フロントにダメージを受けた事故車です。
見た目は軽度に見えますが、左フロントドアは開閉することができずにリアのドアに接触するほど後方に動いてしまっています。
軽自動車は見た目以上に事故による損傷が大きい場合が多く慎重な査定が必要になってきます。ディーラー修理見積は85万円です。フロントドアのヒンジが付く部分を我々はAピラーと呼ぶのですが、ディーラさんのお見積りはその部分も交換でした。
ですがタイロッドではその部分は未交換で修理すれば修理費用を少なくすることができること、こちらの車両の特徴をよく理解しておりますので修理想定額はディーラーさんの修理見積額の3分の1程度でした。そうなると当然お客様から買取できる金額も相当変わってくることは容易に想像できると思います。
今回はこちらの車両は280000円での買取額となりました。
続いて2台目は現行型のひとつ前のモデルとなる64系エブリィとなります。
約15年前の発売ですが、現行型に負けじと現在でも人気があります。
こちらの車両はその中でも最上級グレードの4WDのハイルーフジョインターボです。
年式は19年の15万キロ走行車両です。
エブリィ等の軽のバンではお仕事での使用率が高く、より荷物の積載が可能なハイルーフタイプが人気です。
事故はフロント部分です。幸いにもフロントガラスやラジエター付近には大きな損傷も
なく修理の際の部品代金もお安く済みそうです。
とはいえ12年前の15万キロ走行の軽バンです。事故をする前でも買取店によっては数万円も査定額はつかないと思います。こちらのお客様もいくつか他の買取店に問い合わせしたそうですが、無料引取が精一杯だったとのことです。
タイロッド横浜店のご近所での引き取りで回送費もかからないことも重なり
なんと5万円もの高値での買取を実現できました。
それでは今回最後の車両です。
現行17型のワゴンタイプになります。年式は28年式の走行約5万キロです。
右側面の事故で正面からの対向車との接触だったようです。
こちらのお客様もお仕事でお車を使っておられ、買取金額よりも車がつかえないことでお困りでした。タイロッドでは各店舗にもよりますが代車をご用意しておりますので
次のお車の納車まで代車をご利用いただけます。
また、次のお車のご紹介も可能ですので何なりとお申し付けくださいませ。
車両の状態ですがセンタピラーにかなりの衝撃を受けており、車がくの字になってしまっています。写真はありませんがよく見ると右側に受けた衝撃により左がのドア付近にまで衝撃を受けてボディが歪んでしまっています。
ここまでの衝撃を受けてしまうと、一般の板金修理工場では修理はできません。
最新のフレーム修正機、フレーム測定器等がないとしっかりと修理しないと後々に問題が出てきてしまうのです。
今回の車両では他の買取店がそのあたりの判断を間違えてしまったのか、お客様と一旦ご契約しておきながら、後日に契約の解除または買取額の減額を要求されたそうです。
同業者としてお恥ずかしい話ですが、この手の話は昔から跡が絶えません。
タイロッドではメーター改ざん、交換やお客様の故意による隠ぺいでの欠陥等での著しい価値減などが無い場合は減額、契約解除等はいたしません。
いままでの経験上も一度もございません。
さぁ今回の買取額は驚きの45万円でした。
年式 | H28 |
車種 | クリッパー 神奈川県川崎市 廃車 |
買取金額 | 450,000円 |
ダメージ箇所 | 右サイド |
買取日時 | H30,07 |