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日産セレナのリセールバリューをグレード別で比較してみた結果は!!

リセールバリュー(再販価値)とは

リセールバリュー(再販価値)とは売却時にどれくらいの値段が残っているかを表す言葉になります。
3年、5年、7年と乗り換えを繰り返しながら、カーライフを楽しんでいる方には多少なりとも気になるところかと思います。

国産車の場合は、一般的には新車購入後、3年3万キロくらいで40~60%位価値が残っています。
価値の幅は「メーカー」「車種」「グレード」「ボディカラー」「走行距離」「装備」などにより大きく変わってきます。

一言でいうと、その時の「中古市場の人気」によって価値は決められていきます。
また、同じ車種、同じ走行距離でも人気・不人気がはっきり分かれる要素があります。

それは「グレード」です。

新車を購入する際にこだわって選んでいる方も多くいる一方で、なんとなくディーラー営業マンのセールストークや値引き額などで安易に決めていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
中古市場において「グレード」は人気を左右する大きな要素になりますので、今後の新車購入やご売却を検討されている方はご参考にしてみてください。

■検索内容は以下の通りです

車種>日産セレナ
年式>2016年(平成28年)
検索条件>業者オークション評価4.5点(状態良好な車両)
走行距離 :4~6万km
ボディカラー:パール、白、黒のみ 

グレード 新車車両価格 駆動 乗車定員 燃費
S 約243万円 FF 8人 15.0km/l
ハイウェイスター 約267万円 FF 8人 17.2km/l
G 約284万円 FF 8人 16.6km/l
ハイウェイスターG 約301万円 FF 8人 16.6km/l

上記の同一条件でグレード別にリセールバリューを調べた結果、もっともよい結果をだったのが「ハイウェイスターG」でした!

順位 グレード 新車車両価格 業者相場価格 残価率
1位 ハイウェイスターG 約301万円 約185万円 61.4%
2位 ハイウェイスター 約267万円 約166万円 54.6%
3位 G 約284万円 約146万円 51.4%
4位 S 約243万円 約124万円 51.0%

※一定期間(2021年3~5月)の業者オークション相場より調べた結果になり、また車両価値にプラスになり得る装備品など、細かな条件は加味しておりませんのでご了承下さい。
※一般ユーザーさまが実際に売却する際は業者相場価格より5~15%程度下になることが予想されます。

 

※タイロッドは事故車でも高価買取!

事故車買取 セレナハイブリッド 東京都
年式 平成29年
車種 セレナハイブリッド ハイウェイスター 助手席リフトアップシート
買取金額

1,250,000円

ダメージ箇所 右フロント、リア左右、ステップなどに細かな傷が多数
買取日時 R2.12

リセールバリューを意識して購入するのであれば、標準グレードより上のものを選んだ方が中古市場のニーズが高いと言えそうですね。
また、中には「こんなに安いの?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、日本車は、全体的にリセールバリューが高い傾向にあります。なぜなら故障も少なく、アフターフォローも万全なので安心感が高いと言えるでしょう。

一方で輸入車は、リセールバリューの下がる可能性が高く、輸入車は、国産車に比べるとメンテナンスに手間とコストがかかることも多く、中古車が敬遠されがちなのでリセールバリューが下がりやすい傾向にあります。
特に街中でよく見かけるミドルクラスの廉価版モデルなどは売却時の値落ちが激しい代表的な車種です。
一部の超高級車や上級グレード、台数限定モデルなどは、その希少性から中古車市場でも人気がありますが、全体的に輸入車はリセールバリューの下がる可能性が高いクルマと言えます。

 

※タイロッドは事故車でも高価買取!

事故車買取 セレナハイブリッド 大阪府堺市
年式 平成29年
車種 セレナハイブリッド ハイウェイスター
買取金額

1,020,000円

ダメージ箇所 フロント回り
買取日時 R3.03

まとめ

今回、日産セレナのグレード別調べてみましたがいかがでしょうか!グレードにより多少の差はありましたが、5年経過して全グレードともに50%以上の残価率を維持している点からセレナは人気が高く、中古市場でもニーズがまだまだあるといえるのではないでしょうか!

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