不動車・廃車でも無料で引き取りしてもらえるって本当?理由や業者について!
事故車や故障車または長年放置され動かなくなった不動車など様々な理由で処分にお困りのケースがあると
思います。
その様な車をディーラーや中古車販売店などに処分の依頼をすると、費用がかかったり、場合によっては
処分自体を断られることもあるようです。
事故車、故障車、不動車を運ぶには積載車やレッカー車の手配、ドライバーの手配なども必要になり
業者としても手間暇のかかる作業になるので積極的に行わないところもあります。
しかし、そのような車であっても無料で引取りから廃車の事務手続きまですべて行ってくれる
業者もあります。
どのような業者選びをしたらよいのかを調べ、上手に活用してみましょう。
目次
自分で廃車手続きは時間と労力がかかります
自分で廃車にする場合、問題となるのが手続きの面倒さです。
まずはお近くに解体してくれる業者があるのかを調べるところから始めることになるでしょう。
業者が見つかれば廃車にしたい車を解体業者に持ち込みをするか、業者に引取りに来てもらうことになります。
(引取りに来てもらう場合、費用が発生するのかは事前に確認して下さい)
ナンバープレートは一時的に保管しておくようにします。後に、陸運局で永久抹消登録手続きをする際に
返却します。
廃車の買取り専門店であれば無料で引取りしてもらえます
廃車専門店は、車両の運搬から廃車に必要な事務手続きまで全て無料で代行してくれます。
廃車にするために必要な書類にはどんなものがあるのかなど、いちいち自分で調べる必要もなく、
廃車専門店に言われた書類のみを用意して渡せば済みます。廃車にする場合は専門店を利用するのが便利です。
無料引取りしてもらえる理由は
〔無料にできる3つの理由〕
それにはきちんと理由があります。それは、それだけ廃車する車に価値を見出すことができているから。つまり、無料で手続きを代行しても利益が出るからです。では、どんな価値があるのか?以下にまとめてみました。
1. 資源的な価値
車の大部分は鉄で出来ており、事故車・故障車・不動車でも資源的な価値が残っているのです。
車を解体する過程で、部品などすべて取り外された車は、鉄スクラップになり、電気炉によって再び鋼鉄へと
リサイクルできるので大切な資源となっています。
価値の大小は鉄の取れる量によって変わりますので、車が大きいほど鉄の価値が残っていると言えます。
2. 部品やパーツとしての価値
自動車本体が動かなくなったり古くなった場合でも、部品やパーツそれぞれ単体にも価値があります。自動車1台には3万点の部品からできていると言われていますので、お宝の宝庫とも言えるわけです。
リサイクルされる部品やパーツは例えば以下のようなものです。
部位 | パーツ・部品 |
外装 | バンパー・フロントグリル・ボンネット フェンダー・ドアガラス・ライト |
ミッション | オートマッチミッション・マニュアルミッション |
エンジン | エンジン・ラジエーター・ターボチャージャー |
内装 | ハンドル |
電装 | コンデンサー・セルモーター・コンピューター エアバックメーター・カーオーディオ・ホーン |
使える部品は丁寧に車から取り外され、諸外国へ輸出されます。
最近では、中古部品の国内市場も拡大してきているため、国内でも需要が高まってきています。買取専門店はこうした市場とも繋がりが密にあるため、廃車であっても価値を十分に見いだせるのです。
3. 中古車としての価値
国内では事故車・故障車は敬遠されがちですが、海外では日本車の性能の高さやデザイン性の評価が高く
日本車のブランドが確立されております。よって、事故歴のある車でも高値で取引されることも少なくありません。海外では年式や走行距離が長いことはあまり気にされません。
信頼性の高い日本車は事故車・故障車でも海外では人気も需要もあり、中古車として輸出されております。
■以上のように、車には様々な形とそれぞれに価値があります。これらの形に変える独自のルートをたくさん持っているからこそ、無料で手続きの代行することができるのです。
業者に依頼する際の手順
業者に連絡を入れる>
業者に連絡をすると、引き取りの方法や日時を選択し、スケジュールを組みます。 不動車の場合は業者に取りに来てもらうことになるため、運搬の費用も含めて無料か事前確認しておきましょう。
業者によっては持ち込みに限って引き取りと処分を無料で請け負う場合もあります。別途運搬費用が必要な場合は、業者を調べ直して全額無料で利用できるところを探したほうが良いでしょう。
車の引き取りに立ち会う>
指定した日時になると、業者が車を引き取りに来ます。車の引き取りには基本的には立ち合いが必要なため、必ず予定を開けておきましょう。
ガレージが狭かったり、路地が狭かったり特殊な事情がある場合は事前に業者に伝えておきましょう。
廃車の手続きを行う>
車を引き取ってもらった後は廃車手続きを行い、名義を抹消します。車を引き取ってもらっただけでは名義は残り続け、自動車税の課税対象になるため注意しなければなりません。 廃車手続きは運輸支局で行いますが、
廃車手続きまで全て代行してくれる業者を選びましょう。
業者ごとにサービス内容は違うため、依頼する前に必ず確認しておきましょう
廃車にすると自動車税はどうなるの?
廃車にすると、毎年5月頃に請求が来ていた自動車税の一部が還付されます。
自動車税>
自動車税は毎年4月1日に、その車を所有している人物へと請求される税金です。所有していることそのものにかかる税金で、毎年4月1日に翌年3月までの1年分を支払うことになります。
そのため、ちょうど3月に廃車にしたのでない限り、自動車税は還付されることとなるでしょう。自動車税の還付は月割り計算となり、例えば10月に廃車にしたのであれば、その翌月の11月から3月までの5ヶ月間の自動車税が戻ってきます。
あくまで廃車の翌月からの計算となることです。廃車の手続きが10月1日になってしまったとしても、戻ってくる税金は11月からになります。
ちなみに、軽自動車の場合は自動車税が無く、軽自動車税となっており、還付金のシステムがないため還付金は受け取れません。
まとめ
事故車・故障車・不動車であっても車には価値が残っていることが多いです。
自己判断で処分せずに、まずは専門店に問合せして相談してみることがよいでしょう。
廃車にしようと思っていた車は自分が思っている以上に価値があるかもしれません!!
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