車がひょう被害にあってしまった! 修理する方法は?買取はしてもらえるの?
近年、全国各地で局地的な豪雨になったり、竜巻や落雷など様々な自然災害が発生しております。
その中の自然災害の一つでもある雹(ひょう)被害は、氷の粒、もしくはゴルフボールレベルの氷の塊が空から降ってくるのですが、人に当たるのは勿論、愛車が雹(ひょう)の雨あられ状態に見舞われたら…ルーフやボンネット、トランクなどもボコボコになります。
もし、あなたが雹(ひょう)被害にあってしまったら・・・
「修理は出来るの?」
「修復歴車になってしまうの?」
「買取はしてもらえるの?」
など不安になると思います。
今回は雹(ひょう)害車についてご案内いたします。
目次
【雹(ひょう)による車の被害とは】
雹(ひょう)の大きさや車の形状にもよりますが「ボンネット」「ルーフ」「トランク」は間違いなく
凹みが発生します。ドア等のサイド面にも凹みが生じることも少なくありません。
車に多数のヘコミが出来てしまった場合、その修理費用も一般的に高額になってしまうケースも多く、また明らかにボコボコな状態ではお車の価値も下がってしまいます。
また目立ちにくい小さなヘコミの場合は、ぱっと見たところヘコミに気が付かなかったけど、よく見たら小さいヘコミがたくさんあった!なんてことも多々あります。
被害の大小はありますが、お車が雹害にあうと金銭面でも大きな被害が出てしまいがちです。
【雹害車の選択肢】
ダメージの大きさにより選択肢は変わってきますが、
オーナー様の選択肢としては「板金塗装」「デントペリア」「売却」の3つになるかと思います。
板金塗装修理
鈑金してパテ入れを行い、塗装をして仕上げていきます。
ルーフパネルの修理では、鈑金修理が困難なケースもあり、その場合は交換が一般的です。
デントリペア修理
ヘコミを後ろから押し戻し、元の状態に復元する修理工法です。
再塗装することは出来ませんので、ルーフ交換なども行いません。専用工具の入らない箇所の修理はプーリング工法を併用しヘコミを表から引き揚げます。
売却
雹(ひょう)害車であっても買取可能です。
直さず現状車のまま買取査定に出されるとよいでしょう。
但し、買取業者によっては雹害車を正しく査定出来ない場合もあり、相場より安く買いたたかれることもありますので、専門店で査定依頼をしてもらうことがベストです。
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(雹害の特性)
雹害車は無数の凹みが生じる外板のダメージになるわけですので、各所のパネル等を交換・板金塗装を施せば、車としての機能は問題ないとも言えます。
しかし、現実はお車の価値・評価は下がってしまう傾向にあります。
数えられる程度の被害ならデントペリアや板金塗装などで容易に復元できる場合もありますが、無数に広範囲に出来てしまった凹みをデントペリアや板金塗装で修理するのは現実的ではありません。
被害が大きい場合はパネル交換するのが最適となるのですが、ルーフパネルの交換については「修復歴車」となりますので、売却時の査定額に大きく影響がでます。
(雹害現状車は発見しやすい?)
ダメージの大きな雹害車で修理された後に、査定に出される場合は修理跡と各所のパネル交換歴を注意してみます。
最も気を付けなければならないのが「ルーフパネル交換」です。
修復歴扱いになるので見落とさないように注意深く確認する必要があります。
基本的にはルーフパネルとそれを接合するルーフメンバーとの接合状態(溶接跡)を確認します。
車種によりますが「リアゲートの開口部から接合状態を確認」したり「車内側の天張りをめくり接合状態を確認」したりします。
それに対して、ダメージが小さかった場合の車は見えづらいことから、未修理で査定に出されるケースも多々あります。「軽微なへこみ群」がないかを確認するには、パネルに写り込ませた ボディの状態にわずかに「ブレる」ことがないかを注意深く見ていくことが必要になります。
まとめ
オーナー様の選択肢としては「板金塗装」「デントペリア」「売却」の3つとご案内しましたが、被害状態は千差万別なのでベストな選択肢は一つとは言い切れません。
まずは買取専門店に現状車の査定をしてもらい、雹害にあったお車の価値と修理代金を比べて対処方法を相談・検討されることがよいでしょう!
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