あやしい業者に廃車を依頼した際に起こるトラブル・避ける方法を解説｜事故・廃車買取専門店のブログ

廃車を行う際には、さまざまな手続きが必要なため自分で行うのは大変です。
廃車をスムーズに行うには廃車業者を利用すれば手間がかかりません。
しかし、その中にはユーザーを騙す悪徳業者が存在するのも事実です。
業者に騙された方の中に、金銭的被害を受けた方がいることは非常に残念です。

そこで今回は、あやしい業者にお願いした際に起こりやすいトラブルを紹介します。
また、それを避けるための注意点や優良な廃車業者の特徴についても解説します。

車の廃車をあやしい業者に依頼した際に起こりやすいトラブル

車を廃車する際にあやしい業者にお願いしてしまった場合、どのようなトラブルが起こりやすいのでしょうか。
ここでは、実際に発生したトラブルについて紹介します。
それでは順番に見ていきましょう。

売却額を下げようとする

「電話で出した査定はあくまでも見積りです」と言って、現車査定で大幅に買取価格を下げてくる業者がいます。

引取に来るのを見越して駐車場の解約日を決めてしまっていると、減額されても仕方なく了承してしまいがちです。
断ったとしても手間や時間がかかっているので、損をしています。

電話での見積りで高額な査定を提示された場合は、現車を見てからの金額変更はないのか前もって確認しておく必要があります。

さまざまな手数料を請求された

廃車費用が無料と謳っているにもかかわらず、実際の手続きを行うと、聞いていない手数料をあとから請求してくる業者も存在します。
廃車を行うには、実際には代行手数料や廃車の運搬費用などがかかりますので、それらが本当に無料なのかは確かめなければなりません。

廃車する際は各種費用が発生しますが、業者によっては本当にすべて無料で行ってくれる場合もあります。
廃車無料の広告がすべて嘘ではありませんので、詳細な費用を確認して、本当に無料な事実を書面に残したうえで依頼するのが大切です。

書面に残さないとあとになって「言った、言わない」のトラブルが起こる可能性があります。

還付金の説明がない

廃車を行うと、自動車税や自賠責保険、自動車重量税の還付金があります。
しかし、この還付金の説明がない業者があり、一番よく聞くトラブルです。

説明しないのは、黙っていればバレにくいからです。
万一バレたとしても、説明していないのがわざとである証拠もありません。
うまくいけば勝手に手続きをされて、そのお金は業者の懐に入ってしまいます。

還付金の存在自体を知らない方が多いので、言わなければわからないといった盲点をついています。

廃車依頼をする際の話し合いや見積りの段階で、必ず還付金の話はしておきましょう。
もし、その段階でうやむやにしようとしたり、返金する姿勢が見られなかったりする場合は契約しない方がよいでしょう。

あやしい廃車業者に騙されないための注意点3選

前項でお話ししたように廃車業者の中には、少しでも利益を確保するために、顧客がわからない部分で悪質な営業をしている場合があります。
そこで、悪質な廃車業者の被害に遭わないための注意点を認識しておきましょう。

査定額の内訳や手数料・キャンセル料の確認

査定額が提示されたら、その内訳を必ず確認しておきましょう。
内訳がない業者であれば、いい加減な査定額をつけている可能性があります。

また、手数料関係の確認も大切です。
各手数料の金額は業者によって異なり、無料を謳っている業者も多くあります。
見積りの段階で手数料は発生するのか、発生するならいくらなのかを確認しましょう。

質問に答えられない業者は避ける

廃車についてわからない点があれば、納得するまでじっくり聞くようにしましょう。
専門業者ならば、廃車についての問い合わせなら、回答できるはずです。
しかし、こちらからの質問に対して、答えられなかったり、はぐらかしたりする業者は信用できません。

質問の答えが曖昧であれば、廃車業者かどうかもあやしくなってしまいます。

廃車になっているか自分で確認する

すべての手続きが終わり、業者に車を引き渡したからといって安心するのはまだ早いです。
廃車になったと思っていたものの、自動車税などの請求が来て廃車になっていなかった事実が発覚する事例もあります。

さまざまなトラブルを防止するためにも、無事に解体手続きが済んだ確認書類を必ずもらいましょう。
その書類さえあれば、財団法人自動車リサイクル促進センターのWebサイト「自動車リサイクルシステム」で廃車になっているかの確認ができます。

優良な廃車業者の特徴3選

廃車を買取してもらうなら、満足できる業者にお願いした方がよいです。
優良な廃車業者の特徴を掴んでおけば、ここまでにお話ししたようなトラブルを未然に防げます。

優良な廃車業者かどうかを見極める特徴は3つあります。

公式サイトに引取・手続き無料と明記してある

廃車買取で一番悔しいのは、査定額と実際に受け取る金額が違う場合です。
この原因はレッカーでの引取料や、手数料などがあとから引かれるケースがあるからです。

そこで、引取や廃車手続きを無料で代行してくれる業者を選べば買取額が丸々入ってきます。
公式サイトに「引取・手続き無料、還付金受け取れます」とはっきり書いてある業者を選びましょう。

買取額が全額受け取れ、還付金もきちんと受け取れるようにサポートしてくれます。

動かない車を無料でレッカー移動してくれる

車を売る際、車検が切れていたり、バッテリーが上がっていたりして自走できない場合があります。
その際に、費用のかかる車両の運搬を無料で行ってくれるのであれば、一定以上の信頼を持てる業者であるとの認識でよいでしょう。

はっきりとした事前説明がある

売却前に還付金などの事前説明をはっきりとする業者も優良業者です。
「こちらからの質問にすべて答える」「契約概要・買取までの流れを説明する」ような業者であれば安心して車を売れます。

特に、まだ廃車するかわからないと伝えた段階で、相談に乗ってくれたり質問に答えてくれたりする業者であれば安心して任せられます。

まとめ

廃車業者を選ぶ際は、騙されないように、あらかじめ優良な業者を見極めておきましょう。
業者に依頼する際には、査定額の内訳、手数料・キャンセル料などの確認に答えられない業者は避けるなど気をつける点もあります。

たくさん質問をしてもしっかり答えてくれる業者は、引取や引取後の対応も丁寧な業者が多いです。
廃車時のトラブルは、自分の工夫次第で防げます。
正しい知識を身につけて、不要なトラブルは避けましょう。

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