車を廃車にして手放す悲しさをやわらげるための方法5選を紹介
車を廃車にして手放さなければいけないときに、ペットロスのような悲しさや喪失感を覚える方も多いのではないでしょうか。
今回は、愛車を廃車にして手放すときの悲しさをやわらげる方法を紹介します。
簡単にできるものから本格的なものまでいろいろな方法があるので、ご自身に合うものを見つけてみてください。
目次
車を廃車で手放すのはどんなとき?
車を手放す方法は主に買取と廃車の2つですが、どんなときに廃車という選択肢が出てくるのでしょうか。
古い車や事故に遭った車などでも中古車として買取に出せる場合も多いですが、買取よりも廃車にした方が金銭的負担が少ないケースも存在します。
廃車にして手放す理由
・交通事故に遭ってフレーム部分の修理が必要
・水没してエンジン交換など大がかりな修理が必要
・年式が古くなってメンテナンス費用が高額になる
・交換用の部品の入手が難しくなった
フレーム修復やエンジン交換といった大がかりな修理が必要な場合、修理してから買取に出すよりも廃車にした方が費用を抑えられることがあります。
また、購入から年数が経つほど頻繁なメンテナンスが必要になり、当然メンテナンス費用が高額に。
さらに古い車となると、交換用の部品の入手が難しくなり、メンテナンス自体が困難になることも考えられます。
車を手放すことを悲しい・さみしいと感じるかは人それぞれ
手放すことで車との別れを悲しい、さみしいと感じると聞いてもピンと来ない方もいるかもしれません。
ですが、車のグレードや乗った期間に関係なく、愛車との別れをどのように感じるかは人それぞれ。
通勤や買い物、休日のお出かけなどいろいろな思い出が詰まって愛着がわいた車を手放さなければいけないとなったとき、悲しいと感じるのはごく自然なことです。
愛車を廃車にして手放すときの悲しさをやわらげる方法
愛車を手放すのはつらいですが、廃車となるとなおさらですよね。
そんなときは、悲しさを少しでもやわらげられる方法を実践してみてはいかがでしょうか。
いろいろな方法があるので、ご自身に合ったものを選んでみてください。
洗車する
車を手放す前に、きれいに洗車するのは簡単でおすすめの方法です。
廃車にするのに洗車するの?と思うかもしれませんが、感謝を込めながら洗車することで気持ちを整理することができます。
外側だけでなく車内も掃除するとより効果的です。
洗車しながら見つけた小さなキズや染みになってしまった汚れも、手放す前となると一つ一つが思い出になって甦るかもしれませんね。
重要なのは洗車をすることで気持ちに整理をつけるという点なので、手洗い洗車が面倒という場合はガソリンスタンドや業者に依頼してもOKです。
車の写真を撮る
写真を撮っていつでも見返せる思い出を残すのもおすすめ。
家族やご自身と一緒の写真、車単体の写真、家を背景にした写真、運転席からの眺めの写真など、一緒に映る人や物、様々な角度から撮ってその車に乗っていたときの光景を思い出せるように撮りましょう。
車体についたキズをアップにして撮ると、キズをつけてしまったときのことも一緒に思い出となって残るのも、手放すときならではです。
カタログのようなかっこいい写真を残したい、車と一緒に映してほしい場合はプロのカメラマンに撮影を依頼するという手もあります。
車の部品を取っておく
広い敷地や使わなくなった車を置いておけるほどの余裕のあるスペースがある場合は別ですが、乗らない車をそのまま保管するというのはあまり現実的ではありません。
ですが、車の部品なら家の中に飾っていつでも眺められます。
実際の車の一部というのは実物のため、写真とはまた違った思い出になりますよ。
お清めをする
ペットが亡くなったときに供養をする人が増えていますが、車に対しても廃車する前にお清めをして供養する人が増えつつあります。
お清めは神社やお寺に依頼してもいいですが、ご自身で行うこともできます。
お清めの手順
1.洗車と車内清掃で車をきれいにする
2.ダッシュボードに白い紙を敷き、お神酒かお清め塩を置く
3.半日~1日置いたら片付ける
車に今までの感謝とねぎらいの言葉をかけたり、心の中で唱えながらお清めをしましょう。
お神酒(おみき)とお清め塩は家にある日本酒と普通の塩でも構いませんが、しっかりとお清めをしたい場合は少し良い日本酒と塩を買ってくるのがおすすめです。
神社・お寺に車の供養をお願いする
更に本格的に供養を行いたい場合は、神社やお寺に廃車供養や廃車式をお願いすることもできます。
費用はかかりますが、自分で行うのは難しい「祝詞(のりと)」をあげてもらえることや、方法があっているのか分からないなどの不安を解消できるというメリットがあります。
車に着けていたお守りも一緒に供養してくれるところも。
車の供養はどの神社・お寺でもやっている訳ではなく、費用もまちまちになるため、廃車までの日程に余裕をもってあらかじめ相談しておきましょう。
まとめ
車を廃車にして手放すのは悲しかったりさみしかったりするもの。
そんなときは今回紹介した方法で悲しさ・さみしさをやわらげてみてはいかがでしょうか。
少しでも前向きな気持ちで愛車の別れと向き合えるといいですね。