お役立ちコラム

ヘッドライトの交換にかかる時間はどれぐらい?交換の手順もチェック

2024年05月14日

車のヘッドライトには寿命があるので、いつかは交換が必要です。
前方を照らし視界を確保するのに重要なパーツですので、ライトが切れたらすぐに交換する必要があります。
しかし、自分で交換しようとする方は、ヘッドライトの交換に手間取るかもしれません。
この記事では、ヘッドライトの交換にかかる時間や方法について解説します。

ヘッドライトの種類と寿命

車のヘッドライトには、ハロゲンランプ、HIDランプ、LEDランプの3つがあります。
それぞれのランプの寿命は以下の通りです。

・ハロゲンランプ : 1,000時間
・HIDランプ : 2,000時間
・LEDランプ : 10,000時間

LEDランプが一番寿命が長く、15年ほど使えます。
ただしどのランプであっても、使用方法によって寿命は短くも長くもなります。
交換するときは、基本的には左右のヘッドライトを一緒に交換します。

ランプごとの特徴の違い

ハロゲンランプはヘッドライトの中で最も使われるタイプです。
発光時の発する熱が高めであり、熱でヘッドライトに汚れが焼き付くので黄ばみが発生しやすく内部が黄ばんでいきます。

HIDランプはキセノンガスを使用し発光します。
ハロゲンランプよりも3倍ほど明るく寿命が長いですが、その分価格が高いです。

LEDランプは発光ダイオードが光ります。
消費電力が少なく寿命が長いのが特徴であり、発光時の熱が少ないです。
ヘッドライトをつけてから光が安定するまでの時間が早いです。

ヘッドライトの交換時間と方法

どの種類のヘッドライトでも、時間の経過とともに黄ばんでいきます。
紫外線やライトの熱が黄ばみを発生する原因であり、ライトの黄ばみは避けられません。
黄ばんでいけばライトの光量が少なくなり、前方が見えにくくなります。
さらに、黄ばむことでライトカバーに傷ができ、最悪の場合はカバーにひびが入るので、カバーとライトを丸ごと交換することになるでしょう。
酷くならないように、ヘッドライトは寿命がきたら交換してください。

業者に交換を依頼すると、ランプの種類により以下の費用がかかります。

・ハロゲンランプ : 1,000~2,000円程度
・HIDランプ : 2,000円〜10,000円程度
・LEDランプ : 2,000円〜10,000円程度

ヘッドライトを丸ごと交換するとなれば、さらに費用は高いです。

ヘッドライトの交換時間

ヘッドライトは交換を前提に設計されているために、片側の交換で長くても10分程度であり、両方合わせれば20分程度で交換できます。
慣れてくれば、さらに短い時間で交換できるでしょう。

ただし特殊な車両では交換に時間がかかります。
ヘッドライトバルブに手が届きにくい車や、バンパー内にヘッドライトがあるような車は交換に時間を要します。

自分で交換する方法

ヘッドライトは寿命がきたら交換しますが、いつもより暗いと感じた頃に交換した方が良いでしょう。
以下の手順でヘッドライトを交換します。

1、ボンネットを開ける

車のヘッドライトは、ヘッドライトバルブと言われるパーツを丸ごと交換します。
多くの車ではヘッドライトバルブは外側から外れないので、最初にボンネットを開けます。
ボンネットを開けるときは、エンジンを止めてください。

2、ヘッドライトバルブを取り外す

感電しないように、最初にバッテリー端子を外しておきましょう。
次に、ボンネットの中からヘッドライトバルブのコネクターや留め金具を外して、バルブを取り外します。

3、新しいヘッドライトバルブを取り付ける

取り外した後は、新しいヘッドライトバルブを取り付けるだけです。
バルブを取り外した手順とは反対に、新しいヘッドライトバルブを取り付けましょう。
最後にボンネットを閉めてエンジンをかけて、ヘッドライトがつけば交換完了です。

基本的に交換には工具は必要ありませんが、ヘッドライトバルブのコネクターに手が届かないときは工具を使ってください。

交換での注意点

ヘッドライトを消した後は高温になっているので、冷えてから交換作業を行ってください。
交換するときはエンジンを切って、ランプが消灯している状態で行いましょう。
手袋を履いて行うと、ランプに手の跡がつかないです。
感電を避けるために、エンジンを切ってバッテリーの端子を外してからバルブを交換しましょう。
高電圧を使用するパーツなので、感電すれば大事故に繋がります。

専門業者に交換してもらう

ヘッドライトは自分自身で交換することもできますが、交換したことのない方はどのようにすれば交換できるかわからないかもしれません。
また、光量が多すぎたり少なすぎたりすると車検に通らないので、車検対応のヘッドライトを用意しないといけません。

自分での交換が難しいと感じる方は、専門業者に交換を依頼してください。
交換に対応している業者ならば、新しいヘッドライトも保有しているので、車を持ち込めばすぐに新品のヘッドライトと交換してくれます。

まとめ

ヘッドライトは消耗品であり、寿命がきたら交換が必要です。
いくつかライトには種類がありますが、一般的にはどの種類のヘッドライトでも交換するときはヘッドライトバルブを交換します。
自分で交換するとなれば、感電を防ぐためにバッテリーの配線を外してから交換してください。
もしも交換するのが難しそうだと思う方は、専門業者に交換を依頼してください。


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