集中豪雨!ゲリラ豪雨!台風! 被害を最小限に抑えるために出来ること
大雨は車の運転の妨げとなり、大変危険です。
通常の雨でも路面状態によるスリップや雨が視界の妨げとなることが原因の事故も多く起こっています。
今回は集中豪雨・ゲリラ豪雨・台風 など大雨になることが予想されたときの特に注意したい5点を考察してみましょう。
目次
1、大雨が予想されたときは運転を控える
実は一番大事なこと。出来るだけ運転はしないほうが良いです。
ワイパーが間に合わないほどの大雨であれば視界が悪くなり、事故の危険性が高くなります。ただ、大雨であればあるほどバスや電車で移動している家族などの送迎で出動の可能性は上がりますので、安全第一で無理な運転をしないことを心がけましょう。
2、「水たまり」を避ける
水たまりは水面を見ただけではどれだけの深さがあるかがわかりにくいです。
激しい雨では「水たまり」と呼べる状態ではなくなりますが、水面下で排水口やマンホールの蓋が外れていたり陥没していたりする可能性があります。知らずに通過しようとするとタイヤがとられてしまい動けなくなることもあり大変危険です。
3、低い道路を通らない
雨が強くなると排水が追い付かずに道路に水が溜まってしまいます。
低い位置の道路には雨水が集中してしまいます。雨量によっては短時間で水位が上昇してしまうため、車が水没してしまう危険性があります。
4、車の保管場所・状態の確認
大雨で車を運転しないとしても、駐車場所で水没被害となる場合もあります。
水が流れ込みやすい低い位置の駐車場であれば出来るだけ高い位置に移動しておいたほうが良いでしょう。これは大雨になる事前に対処が必要です。大雨の最中ではその確認や移動も危険となります。
5、運転中に浸水・冠水してしまったら・・・
車が一気に水没してしまうと、水圧でドアが開かない・窓が開かない、といった事態になります。車内側から窓をたたき割れるハンマーを運転席から届く位置に常備しておきましょう。
*浸水・冠水については過去ブログにて考察がありますので参考にしてください
上記5点のポイント、いかがでしょうか?
天気予報などの情報である程度の予想は出来ても、突然のゲリラ豪雨に襲われたり不意に起こることもあります。事前に確認できることもあるのではないでしょうか?
雨の降っていない運転中に普段走行する道路の高低差を気にしておくことや、家や職場など日常的に使用している駐車場・保管場所が高い位置か低い位置かの確認。災害に遭った時のための常備品も知っておくと安心感につながります。
災害時でなくても車の運転は常に危険ですが、特に災害時には運転以外の事を考えてしまい平常心が保たれずに運転に集中しにくくなります。安全運転を第一に運転しましょう。
*2019年9月8日-9日に通過した台風15号により被害を受けられた皆様、関係者の方々に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
タイロッド一同