放置車両買取　アルファロメオGTV　神奈川県横浜市｜事故・廃車買取専門店の買取事例

神奈川県横浜市（当店の近所）のお客様から、当ホームページをご覧いただきお問い合わせを頂きました。

初めにお客様からお電話で「長期保管で動かない」「乗っていないのに駐車場がもったいないから」と伺っておりましたので、正直なところあまり期待しておりませんでした。

査定で駐車場に伺うと、シートをかぶっている車両がありました。

シートをはがしてみると、なんとシートが2枚重ねで、厳重に保管されていました。

すべてのシートをはがすと何と塗装面は当時のままで日焼けもホコリもコケも無い状態です。

ダメージも見受けられない状態でした。

かなり改造されていてお話を伺うとレースに使っていたようです。

車内の状態もかなりきれいで、浸水無し、カビ無し、日焼け無し、完璧な状態で、正直ここまでコンディションがいいと思っていませんでした。

もしかしたらエンジンかかるのでは？と思いバッテリーをつないでみましたが、さすがにかかりませんでした。

本来であればエンジンがかからないとかなり金額は落ちてしまいます。

ただ、価値の高い車両です。簡単にあきらめて安い提示をしてはもったいない。

（なんてカッコいいことを言っていますが、本来は動かない状態で安く買って、そのあと修理して高く売るのが普通なんでしょうけど、私はバカがつく正直者で後ろめたくなるような事ができないのです。店長向いていないですよね）

例えばかぶっていてもエンジンがかからないので、簡単な故障か重大な故障なのか判断する必要がありました。

この場ではさすがに限界があるので、お客様に次のように提案をさせていただきました。

重大な故障でエンジンがかからないのか、簡単な修理や整備でエンジンがかかるのか、持ち帰らせていただき時間をかけて判断させてください。という内容です。

この提案に快諾いただき、その場で引取させていただきました。

 

後日お車を確認させていただいたところ、主に燃料ポンプの故障でした。燃料ポンプを修理したところ、燃料ホースが劣化しており燃圧に負けてホースが破けてしまいました。燃料ホースの交換が完了して初爆は確認できたのであとはプラグ交換でかかるかな。と思っていましたが、そんなに甘くなく、インジェクションの詰まりが6本中5本も発覚しました。

インジェクションの部品が手に入らないため、こちらも当店にて時間をかけて修理しました。

そしてエンジンの調子も復活し、本査定となりました。

今回の査定は、壊れていない状態の査定額から修理費用を引かせていただき査定額を提示させていただきました。

 

この様に動かない状態でも諦めずご連絡いただければ当店が最善の方法をご提案させていただきます。